都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2015/09/17

個人になる

子育て中のママへのヨガクラスを2日間連続で行いました。
とても対照的なイベントでした。

一つは子供達が通っていた幼稚園で。
一過性のサービスとしてではなく、お母さんたちのコミニティの場として、
同時に子どもたちが地域に守られて健やかに育っていく場作りとして、
丁寧に育んでいきましょう、と幼稚園側の温かな眼差しと共に行われました。

もう一つのイベントの反省会で「平成っ子ママ」という言葉が出てきました。
自分の意思で行動したり何かを始めようとしない、
目的以外のことに興味がない、なんて新世代感覚を始めて聞いて
ほほ〜!確かに昭和っ子の私とは違うわ、と思ったのでした。

一方で、安保法案に対してそれこそ平成っ子のSEALDsが、
すごい勢いで多くの活動をつなげていっている現実。

「最近の若者は。。。」と
悲観的にとらえている昭和生まれの方が
置いていかれてしまうのではないかと、そんな風にも思います。

SEALDs奥田さんの「政治家の皆さん、個人になってください。」
というセリフが印象的でした。
誰かと一緒にずるずる行動していると、自分のセンサーが働かなくなってしまう。

でも、自立した一人の人間で在ることは、
他者と自分とを分け隔て、競い合うこととも違うと思います。
自立しながら、人とつながりあう、そういう場がきっと築けるし、
今の時代に合った可能性なのではないかな、と信じます。

自分が群れなくとも、意外と「あの人たちは。。」と、
考えの違う人たちをひとくくりに見ていることもあります。
そういうレッテルが本当に抜けていくと、
人を変える力になるのではないかな、と勝手にわたしは思います。

ヨガクラスでも、初めはお友達同士で参加してくれていた人たちが、
あるタイミングで「あ、わたしはこの日に来るね。」
「わたしこの日は無理だからこっちにする。」と、
グループがいい意味で崩れはじめてくると、
ぐんと一人一人の体も良い方向に変わっていくことがよくあります。

自分に合ったタイミングで個として行動する、
おのずと一緒に参加している人たちも共鳴して、
驚くほど空間パフォーマンスが上がっていきます。

お友達と一緒に楽しめる時は十分に味う、それも素敵なことだけれど、
それだけ、「一人一人が自分の意思で行動する」ということは、
影響力があることなのだなぁ、と最近よく感じるのです。

大好きなヨガの先生の言葉で、
「自分の在り方が、世界(周り)を変えていく。」が心に響きます。

自分がこの世界、宇宙の中で、ちっぽけだけれど、
かけがえのない一つの存在ということに気づくことができたら、
自分の生き方、在り方が全体を変えていくこともあり得るのではないか、
と本当に思います。

それは家庭や社会の中でも発揮していける力。
さまざまな感情や考え方の癖が信じる力の足かせになってしまうこともあるけれど、
なんだか最近、邪魔な感情を追っ払ってしまった方が、
よっぽど楽なのでは、と本気で思い始めています。

お仲間募集中(笑)


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