都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2015/10/11

寝言

旦那さんが眠れなかった日に、
「昨日、ものすごくのんきな感じで寝言言っていたよ。」
と教えてくれました。

「なんて?」と聞くと、

「どっちでもいいんじゃん。」ですって。

何に対してだろう?
夢を見ていたのかもしれないけれど、全く思い出せません。

そして「〜じゃん」は、結婚したてに旦那さんに注意されて、
ここ10年くらい「使わないように気をつけている言葉」の一つ。
寝言で解禁(笑)

仕事のことでいろいろ変化のある旦那さん、
寝言ではありますが、のんきなわたしの言葉に救われたそうです。

変なこと言っていなくてよかった(笑)。
家族が大変なとき、一緒に悩んであげる優しさも大切だけれど、
ちょっと違った目線でものごとをみたり、
ペースを変えてみる、あえて穏やかでいられるようにすることが、
思うのほか相手を楽にすることもあるように、最近では思います。

先日、サントーシマ香先生のヨガクラスに参加して、
くつろぎのポーズのときに、ふと、
息子を妊娠しているときのことを思い出しました。

風疹の検査でひっかかってしまい、グレーの状態のとき、
産婦人科に緊急で呼び出されて障害の可能性など知らされ、
「まぁ、若いから、今回は残念だったということで。」と医院長先生につぶやかれて、
「えっ?どういう意味?!」と理解できませんでした。

予防接種の記録も、かかったかどうかの記録もなくて、
初めての妊娠だったから、不安で、悶々としていたときに、
旦那さんが「どんな状態でも、僕たちの子として育てようよ。」と、
モーツァルトのCDを買ってきてくれたこと。
「そうだね。」と決めて、共に歩む人がいるんだと心強く思ったこと。

出産前に歩くのが遅いと怒られたり、
昔の人はそんな過保護じゃなかったとか、
意味の分からないことも言われたけれど(笑)
いろんな日常の記憶でごったになっていたけれど、
肝心な決断は旦那さんがどっしりしていてくれて助かったな、
と感謝の気持ちが湧いてきました。

同時に、自然の摂理ではなく、親の決断で、
「息子が存在しない可能性もあった。」という見方を初めてして、
涙が浮かびました。

もしかしたら、もっと色々なことを感じていたのかもしれないけれど、
うまく言葉になりません。

なんだろう、くつろぎのポーズ、雨音を聞きながら、
一つの記憶がふっと湧き上がるように出てきました。

大きなつながりの中で、自分がいることとか、
細々した思考をふっとばしたところにある愛みたいなものを、
ふと感じられる時間でした。






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