都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
食事、お掃除、手当て、保存食作り、子どもたちとの会話、手作り、沖ヨガ、野口整体、、、我が家の台所からお届けします。           
台所日記1 娘が生まれてからの台所日記  http://meg3life.seesaa.net
YOGA CAFE ヨガクラスやワークショップのお知らせ http://meg3yoga.seesaa.net

2015/10/11

野口整体の体癖

雨の日、書き途中だった記事をアップしています。

この夏、野村奈央先生のセミナーに参加して、
ずっと気になっていたことが、いくつかスッキリ見えてきました。

題して「苦手だった5種体癖が好きになってきた!」
というか「家族にいっぱいいたよ、マッチョ系5種体癖」のほうがいいかな。
野口整体の体癖のお話です。

自分の前に現れる「気になること」「ひっかかり」は、
何かの学びであったり、鏡なのだなぁ、と改めて感じました。

前後体癖の特徴は手足が長く呼吸器系の厚みがある、
行動していることでエネルギーを発散するタイプ。

頭の回転も速くてセンスもあるので、話は合うのですが、
最終的に「利害損得が強い」というところが苦手なところでした。
たぶん自分には足りないところだから、羨ましさもあったのでしょう。

結婚、子育てを通して、とくに9種5種の人が周りに沢山現れて、
「どうしたことだろう?」と思っていました。

わたしは9種だけれど、
2種3種というわりとポワンとした体癖も併せ持っているので、
いっけんおだやかそうだけれど、いざという時にすごい集中力、
実は毒舌、一癖ある、といった意外性があるタイプ。

わたしからすると9種5種は抜け目のない感じ、
自分中心的な感じが、腹を割って付き合えない部分がありました。

整体セミナーで5種の方の体を見せていただき、
先生からも色々お話を伺っていたら、も、もしや。。。
うちの息子が5種さんであったことに確心を持ちました。

マメで行動的、やる気がある、気がつく、
でも考えるより先に行動してしまうので忘れものも多い。
最近呼吸器系の風邪をよく引きます。

考えてみれば、だんなさんもお義母さんも、義妹も5種(笑)。
だんなさんもお義母さんも運転するとすごいスピードを出します。
他の車を抜かしてアクセル踏んでカーブ。
乗っている人は揺さぶられる〜。

「なぜそんなに生き急ぐ!?」と不思議な感じなのですが、
そうせずにはいられない5種なんですね。
もう一人5種のママ友達の運転もそんな感じでした。

だんなさんは、ふだんはどちらかというとのんびりとした質なので、
裏体癖が5種でときどきチラリと見えるから、こちらもびっくりするのです。

そして息子の5種的な部分が、
自分の中にもある自己中心さをみせられているようで
だんなさんは嫌でよく注意します。

わたしからすると、5種さんは「いじめ」にあいにくい気がします。
本能的に、その場で自分が弱い立場にならない言動を推し量る能力を持っている、
要領の良いところがあります。

それから、競争社会、資本主義の中では、
わりと能力を発揮しやすい人たちだとも思います。
羨ましい限り。

たまたまセミナーでご一緒した5種の方は、
気持ちが良い方だったので、素直に受け取れたのだと思います。

そして息子の落ち着きのなさとやる気があってマメなところは、
長所と短所が表裏一体なのだなぁ、と思うと、
どちらか一方を押しつぶしてしまってはいけないな、と思えるようになりました。

たぶん、5種9種さんたちは、
何度もわたしの前に現れて教えようとしてくれていたのだと思います。
良いとか悪いではなくて、そういう質なんだということを。

偶然かもしれませんが、セミナーに行く前あたりから、
実はその人たちのことを「いや、わたしの見方が間違っていた。」と、
良い部分がたくさん見えてきたところでもあったのです。

たぶんわたしの夢見がちな2種的な思考が利己的な態度を「ヤダ!」と思わせ、
本能的な9種程な部分が5種の俗世的なこだわりポイントに対して、
ちょっとがっかりしてしまうのだと思いました。

それだけ、潜在意識の部分で「見たくない」という要求や思い込み、
見る側の癖で、本当の姿を「みる」ということの
足かせを作っていたのだと気づきました。

好き嫌いの範疇では捉えきれないことを、
体癖は解いているのだということも分かりました。

もう一つは、周りにいる人、近い人の影響で、
自分自身の本来の姿とは違うものをみてしまうことがあること。

奈央先生のお話で「産後は母親の体癖の影響を受けやすい。」と伺いました。
わたしには思い当たる節があり、とくに2回目の出産後、
とにかく7種ねじれ体癖が強く出ました。

体をねじって「頑張りすぎる」、いきなり殴りかかるような突発的な行動など、
心理的な側面だけではなく、活元運動をしていても、
当時はねじれ、腎系の調整が強く出ていたので、
てっきりわたしはねじれだと思っていたのです。

でも、わたしは2種、9種、3種の混合です。

はっと、して思うのが7種的な質はわたしの母のことでした。
子どもの時から、不思議に思っていた母の弱いからこその好戦的な態度(笑)
頑張りやさんなところ。がっしりした体型。
褒められてもなぜか素直に喜ばない、
好きなのに文句を言ってしまうねじれた愛情表現。

そして、わたしの娘もねじれ体癖を持っています。たぶん。
何か要求するときに遠回りな言い方をしたり、
悔しくて大声で(おおげさに)泣くので。

強いけれど、弱い。娘の姿は本当にその通りです。

たしか娘が1歳の時に先生にも7種と言われたことがありました。
それがあるときから、左右体癖と言われるようになり
「???」「どっち?」と思っていました。

血縁のある7種の女性にサンドイッチされたわたしは、
産後錯覚するほど影響を受けていたことに気づきました。
面白いですね。

体を観察したり、整えて言動が自分らしくなっていくと、
本来持っている体癖がクリアに見えるのだと思います。

だから、何かに依存していたり自立していない人は、
主要なものは見えても、
裏の体癖まではっきりみえてこないこともよく分かりました。

体癖は色彩のようだと野口先生も書かれていますが、
状況は場によって同じ人でも色味を変えていくので、
ものすごく流動的ですが、確かに生まれ持った体癖は誰しも持っています。

見つめていくと、その人の色合いが愛おしくさえ感じられます。

体癖からみる我が家の兄妹喧嘩納得の訳。
兄前後体壁、妹ねじれ体癖だから起きる喧嘩のかたち。
娘のねじれが兄の前後で過剰に働いてしまう関係性(笑)

上下のわたしは理屈で制するが無意味。
最終的にわたしの裏体癖9種が発動して黙らせる。
そう、意外と威圧感あるんです。わたしっ!

体癖を知らなくても、
人間観察をしていくと「ああそうだったのか。」ということがありますね。
むしろ生きた人間関係、動作、心理を観察することによってしか、
分からないことがあると思います。

生きた知恵は時間をおいて理解が深まることがあるから、面白いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿