お会いしただけで身が引き締まる、
自分の小ささ、無知さを思い知るのだけれど、
でも、広くて、温かい。
わたしにとっての野村奈央先生はそういう存在です。
いつも心のどこかに師の存在を感じて、
恥ずかしくない生き方、生活をしようと思えることがありがたいです。
整体セミナーへ参加して、
いつものことですが体や心、肌の調子まで抜群に良いです。
あまりにも等身大のわたしよりレベルが高いものだったので、
日常の中で咀嚼中です(笑)。
セミナーから帰ってきて、
子供たちの宿題、親子ヨガのWS、片付け、、、
いろいろ雑務に追われながら、迎えた広島、長崎に原爆投下された日。
わたしが育った町では、広島と長崎に原爆が投下された日、
時間に1分間サイレンが鳴り、黙祷をしたことを思い出します。
小さい頃は意味がはっきりとは分からなかったけれど、
母の座る姿を真似て、繰り返していくことで染み付いていった感覚。
何をしていても、その時間は手を止めて、足を止めて、黙祷。
そんな風に、日常の中で、ふと、
わたしたち人類が歩んできた道と向き合い、
今も苦しんでいる人や地に思いを寄せて沈黙の中に「座る」ということを、
今の時代本当にしなくなってしまったな、と改めて思いました。
わたしたちの子どもは、実際に戦争を体験した人たちの声を聞ける、
最後の世代だと思います。本当にギリギリ最後の。
前のアパートの大家さんも東京大空襲のことを、
たくさん話をしてくれたけれど、もう亡くなってしまいました。
子どもの時に夏になると戦争の映画や人形劇を連れて行かれるのが、
すごく嫌だったけれど、その「嫌だな」の気持ちが、
今、経験として在ることに感謝しています。
お母さん、よく連れて行ってくれたなぁ、と。
どんな風にこれからの子どもたちに伝えていけるか、
母親の仕事だと思います。
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