都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2015/04/17

懐かし柄のスカート


娘が小学校へ通うようになって2週間。
初めは11:20に帰って来た娘も、
今週は給食を食べてキッズクラブで遊んで帰って来ています。

家の近くまで迎えに行くと、
お友達とギュッと手を握って横並びで歩いています。
一年生ならではの光景に頬が緩みます。

あたりまえですが、緊張していてちょっと怒りっぽくなっています。
息子のときは親のわたしも巻き込まれそうになっていたけれど、
2人目の余裕が感じられます。わたしにも。娘にも。

いっつも先頭歩いて頑張っている息子も、
本当に「ようやっている!」と誉めてあげたいのですが、
娘への気遣いは全くないので、刺々しい言葉のやり取り。。。
結局わたしが「分かってあげて!」と息子を制す。
「何で僕ばっかり!」と息子イライラしています。
いつまでつづくのでしょう。この感じ(笑)


初めの一週間はお天気も悪く、
一年生は休み時間も教室の中で過ごしていたようで、
自由帳の中にはお姫様が大勢!!
家でまで書いているので、4月のうちに一冊終わってしまいそうです。


登校班まで子どもたちを送っていったら、
息子の同級生に「あっ、その柄ばあばのうちのだっ!」
と言われました。

わたしのスカート、確かに懐かしい柄ですが。。。

これを聞いて、面白いなぁ、と思いました。
4年生の男の子が、スカートの柄を見て、
おばあちゃんのお家の布団やカーテンの柄を思い出したことが、
子どもらしいなぁと。

お家の中に当たり前にあるものの形や、
天井の木目とかそういう視覚的な情報って意外と残っていませんか?
わたし自身も昔の家のレースのカーテンとか、
レトロ柄の布とか古い掃除機の形など未だに記憶に残っています。

だれとどこでどんな会話をしたということは、
いくつかしか覚えていないけれど、
いつもあるものとか、生活のうえでの仕草って、
記憶に残りやすいのだろうなぁ、と思います。

シュタイナー教育で、生活リズム、食事、
生活環境のルーティーンを大切にしていることも、
もしかしたら、そういう潜在意識への働きかけを
意識してのことなのかもしれないです。

反対にいうと、シュタイナーの学校に行かなくても、
そういったことに意識を向けて家庭生活をおくることは、
何らかの意味をもつのではないかな、と思います。

無意識に子どもたちに伝わってしまっている情報を、
少し意識的に整える、そんな気持ちを親が持つことは、
意外と大切なことかもしれません。

子どもと関わっているお母さんは、
子どもに言葉でどんなに言っても、伝わらないときがあることを知っています。
子どもは、言葉で「分かる」ことはできないけれど、
仕草を通して繰り返し感じとることによって「分かる」ことは
たくさんあるんじゃないかな、とわたしは思います。

「繰り返し」というのがやっかいで、
すぐに分かって欲しいから「伝わらない」と思ってしまうけれど、
子どもたちが小学校に入った頃、
幼少期に繰り返してきたことの小さな途中経過が見えてくる気がします。
途中経過だから結果は分からないけれど。

思ったより長ーいスパンで伝えていくことの大切さ。
家庭教育の意味はそこにあるのではないかなぁ、
と幼少期の子育てを終えた頃に気づく。

我が子の子育てにおいては、気づくのが遅かったかもしれないけれど
「これから」の人たちに気負わず伝えていけたら良いな、と思います。

息子の同級生が「ばあば」のことが好きなんだなぁ、
ばあばのお家が安心する場所なのだろうなぁ、ということも伝わってきて、
微笑ましい出来事でした。

懐かし柄のスカート着ていて良かった!

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