都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2013/11/20

収穫祭

日曜日、子どもたちと一緒に
「くちたちはたけんぼ」の収穫祭に行ってきました。

朝10時の集合にどの電車に乗ったら良いか?
乗り換えなどなど、子どもたちもすっかり覚えて、
谷保の駅から歩く道も私より先を行きます。



田植えの頃から夏、そして秋と
路地に咲いている花や葉っぱの移り変わる様子もまた、
都心では味わえない贅沢。





初めて、そして無農薬だったにも関わらず想像以上の米の収穫があったそうです。
我が家は、収穫の日に娘の調子が悪く参加できなかったので、
本当に少しの作業しかできていないのですが、
はたけんぼの方の説明を聞き、学びが多い一年でした。

「くにたちはたけんぼ」の田んぼの会員、
わたしたちみたいな全く農業経験のない人にとっての、
ワンステップの機会としてすばらしい企画だと思います。

そして東京にある小さな農地がなくならないように、
農地がある東京の風景が残りますように、とわたしも思います。

収穫したお米をかまどで炊いて、もち米は蒸してつきました。


子どもたちにとっても盛りだくさん!
火おこしやもちつき、勝手に農具で遊びだしたり。。。
危なっかしいけれど、微笑ましい光景。
結構スピードが出ていたけれど、事故が起きなかったのは、
大人たちの気が満ちていたこと、
そして子どもたち自身に体感覚があったからかな、とも思いました。

ここに通って、はたけんぼの活動に参加しているお子さんたち、
虫やかえるで遊んだり、小さい子が泥だらけになってニンマリしていたり、
刃物(農具)も触っていて、たくましいです。

昔の足踏み式の脱穀の機械を見せてもらったのですが、
これも代表のSさんが「危ないからさわっちゃだめ。」ではなくて、
「手を出さないこと」「大人がいる所で」ときちんと説明をして、
「自由にやっていいよ。だって、ぜったいやりたいでしょ。」とやらせてくれました。

かなり激しく回している子もいましたが、
一見乱暴なように見えても、たぶんたくさん痛い思いとか失敗をしているから、
加減が分かっている気がします。
こういうことって言葉では伝わらないことだな、とつくづく思いました。

家の子どもたちはそういう意味では、もの珍しいことばかり。

好奇心旺盛な息子は、火おこしを大人たちに教えてもらったり、
他の子たちと知らないうちに遊んでいました。

一方、私のそばで手伝いをしたり、
「お母さんと一緒にあれやりたい。」と離れなかった娘。

でも、ある時、ふと息子が遠くから手招きして「おいで。」と誘ったら、
娘がフワッと私の元から離れて子どもたちの輪の中に。

しばらくの間「大丈夫かな?」と観察していたけれど、
私の心配をよそに、とてもご機嫌で遊んでいました。

遊びに夢中なのに、なんであのとき息子が妹を気にかけたのか?
遊び始めてからも、いつもなら息子が娘に嫌がらせして、
娘がわたしに泣きついてきたりするのに、
お互いに遊ぶのに必死でそれどころではない!という感じでした。

息子が妹に声をかけたとき、
娘が私の側から離れていくとき、
見えないけれど、2人の心の中の何かが動いた気がしました。

小さな出来事なのだけれど、わたしにとっては何よりも嬉しい、
ごほうびのような瞬間でした。

きっと遊んだ子たちの名前すら覚えていないのだけれど、
「そのとき」を楽しむ、子どもらしいなんとも充実した時間でした。

 

子どもたちが遊んでいる間、わたしは
国立でとれた、稲穂、とうがらし、トウモロコシの皮で、
五穀豊穣のお守りの作り方を教えていただきました。
魔除けにもなるそうです。


お餅とお米お土産にも頂きました。
息子は得意げにお父さんに「僕たちが作ったお米!」と自慢していました。



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