先月から習い始めた操体法、やっとコツを掴んできました。
そして毎回クラスが終わるとほんわか体がゆるんで心地よいです。
今日はうつ伏せで腰や骨盤、足にアプローチする操法でした。腰回りから背骨にかけて体の内側からポカポカしてきました。
「みんな顔も穏やか。腰がゆるむと腎臓もゆるむから、目や顔の表情がやわらかくなるのよね。」と先生。腎が強ばっている人は目に表情がなく冷たい印象になるそうです。骨盤は頬骨と関係しているので、骨盤の柔軟性が高まると顔の表情もやわらかくなるのでしょう。
ただ広がるのでは間が抜けてしまい、締まるだけではキツい印象になる。ベストは骨盤が開いたり閉じたりは自由にできる状態。柔軟性と弾力なんですね。「体の良い状態」の基準が沖ヨガや野口整体を学びながら確固としたものになってきました。
沖ヨガはハードヨガ、操体法はソフトヨガ、と操体法をまとめた橋本先生がおっしゃったそうです。
沖ヨガには「修正体操」という同じように左右、前後に動いて体の歪みを整える体操があるのですが、基本的に「やりにくい方を多く」行います。一方操体法は「やりやすい方を多く」。
結果は一緒だそうです。
やりにくい方を多くして修正するのも、やりやすいほうを多くして「戻る力」が働き整うのも、どちらも本当。
いつも「ややこしいわ〜。」と思っていたのですが、今日は「原理を理解して、あとは相手に合わせて選べば良いのですよ。」と教えていただきました。
元気な人には修正体操、お年寄りや怪我人、腰痛、肩凝りなど重い症状を抱えていて「やりいくい方向」に体を動かすことが「辛い」と感じる人は操体法が向いています。中には「辛い方」にやった方が「やった気がする」という方もいらっしゃいますよね。
わたしのヨガの練習も生活の変化に伴い変わってきました。
産後はとにかく自分の体に触れるほぐしのヨガがリラックスできました。体が知らず知らずに強ばっていたから。。。最近は立ちポーズや少しハードに自律神経を刺激する動きや、反対に副交感神経を高めるゆったりとしたヨガや呼吸法、マッサージが必要だと感じます。
みんな体も心も違うから「その人に合った方法で。」これがとても大切なことなのかもしれません。
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