運動会前の裏話。
実は先週、娘が幼稚園で顔面打撲をしてしまいました。
大事には至らず無事運動会に参加できたのですが。
木にぶらさげたブランコの木にぶつかったとこのこと。
上唇の裏側が切れて血が出たので、その対処はしてくれたそうですが、
眉間の打撲には先生は気づかなかったそう。
わたしとしては「そっちのが大事でしょ〜!!」ですが、
愚痴ってもしょうがないので、娘のお腹を確認、硬いところなし。
おそらく内部には影響がないと確認し、
「後頭部ではなくて良かった。」と家に帰って患部を冷やしました。
痛みは治まり、内出血も治りつつある状態なのですが、
内出血の場所がだんだん移動し、運動会当日は目の横に青あざ。
両まぶたの出来物もまだあるので、ちょっと可哀想なおじょうちゃん。
手当てしながら思ったこと。
「忙しくしてたな、わたし。」
娘の気が満ちていなかったのだな、と反省しました。
普通に考えたら、娘の不注意とか、
ぶつけた子を攻めるのかもしれないですが、
今回はどうしてもそういう風には思えませんでした。
沖縄から帰って「早く寝たい。」と毎晩言っていた娘に、
わたしの都合で無理をさせていたことを振り返りました。
もちろんその中には子どものための用事も含まれていたので、
わたしの都合とばかりとは言えないのですが、
娘はものもらいを作ったり、喉が痛いと言ったり、
色々サインを出してくれていたのに、無視してしまったな、と。
体力の限界が近づくとイライラしたり心が折れやすくなったり、
泣いて発散していた幼稚園のころの息子と反対に、
娘はただ静かに耐え、眠り、甘えたり、我慢する傾向があります。
もちろん泣き叫んだりもしますが、
比較的大人に合わせてくれるところがあるので、
完全に行動を阻止してくる息子の行動に比べて、
ついついわたしは娘には甘えてしまいます。
娘の打撲の翌日、本当はヨガの仕事があったのですが、
不思議なことに連続キャンセルが出て、お休みになっていました。
なので心置きなく幼稚園もお休みし、午後友達との約束もキャンセル。
土曜日に行くつもりだった谷保の稲刈りもキャンセル。
あんなに「忙しいけれどどれもキャンセルできない。」
と思っていた予定をことごとく休むことになり、
結果的に一番助かったのはわたしでした。
欲張っていたのですね。きっと。
娘と一緒に休養がとれて運動会も楽しめました。
きっとカツカツの予定の中運動会だったら、
気持ちに余裕がなかっただろうな、と思います。
娘に痛い思いをさせてしまって本当に可哀想だったけれど、
改めて大切なことに気づかせてもらいました。
こういう風に書くと、
子どものけがは親のせいという単純なことを言っているように
受け止められてしまうかもしれませんが、
もっと大きな視点で、わたしが「無理しているな」と感じていたこと、
その感覚を無視して「もう少しいける」と妄信していたこと、
現場にいるとどちらを優先すべきか分からなくなることがあります。
日々やることはあり、大切な人のため、という理由で、
自分の気持ちを後回しにしてしまうことも多々あります。
頭ではなくて肚で感じる感覚を大切に、
心して「引き算」をしながら、小さなプラスを積み重ねていく、
今のわたしにとって大切なペースをはかり直しました。
娘はというと、運動会当日、
年少さんのお遊戯で出てきたアイスクリームの模型を見ながら、
「今日は暑いからアイスクリーム食べたら美味しいだろうね〜。」と、
隣に座っていたお友達と話していたそうです。
食いしん坊でほのぼの、いつものペースで運動会に参加できて良かったです。
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