都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2013/02/02

インフルエンザ

長らくブログ更新ができませんでした。実は家族全員でインフルエンザにかかっていました。インフルエンザといっても「春の風邪」。そう思えば体にとってありがたいことなのですが、今回はさすがに辛かったです。

一日中39℃の熱。その後熱が下がったと思ったら子どもたちが発熱。わたしもぶり返してしまい、1週間くらいスッキリしませんでした。子どもたちも高熱が出て、熱が下がってからも夜になると38℃!なんて日が続きました。

39℃を経験すると、38℃は体感として楽に感じました。そして今回は鼻水や痰がたくさん出ました。これは相当なデトックス、と思います。

最後にかかった旦那さんも昨日から平熱。仕事、掃除、家事、遊び、、、あれこれ滞りましたが、やっと我が家に春がやってきそうです。

今回何より楽だったことが、わたしが熱で寝込んでいるときに、旦那さんが放っておいてくれたこと。「どうするの。いつ熱下がるの?」「うつりそう。」といつも言われるのですが、「大丈夫?」「調子はどう?」と言って、娘の幼稚園の送り迎えをしてくれました。とても「有り難いな。」と思いました。

わたしは、小食と足湯、「秋の酵素+しょうが蜂蜜+塩+水」というポカリスエットのような即席栄養ドリンクを飲み、豆腐パスター、キャベツの外葉で熱冷ましをしました。微熱になったら今度はお腹が温まるようなものを食べたり、ちょっと塩気があるものが美味しく感じました。

発熱後3日目に息子を少し遠くにある小児科へ自転車で連れて行ったら、肺がゼーゼー。調子にのった自分を反省しつつ、一か八かセサミオイルを胸や喉に塗り込むと少し楽になりました。セサミオイルは抗酸化作用があるのでお勧めです。

子どもたち2人が発熱し、わたしと同じように39℃が続いたときは、今回こそは薬を飲ませるか本気で迷いましたが、かかりつけのお医者さんも「インフルエンザと言っても、基本的に99%は寝ていれば治りますよ。ただ1%が肺炎になってしまうのでタミフルを出しますが、明日まで効くので明日の朝ぐったりしていたらまた来てください。タミフル飲んでも、飲まなくても学校お休みしなきゃいけない期間は一緒ですしね。」と言ってくださいました。「できれば薬を飲ませたくない。」というわたしの変わった申し出にも「外国人の患者さんは診察に来てもお薬持って帰らない人が多いですよ。」と返事してもらえました。近くの小児科でお薬を処方してもらい独断で飲ませない、という選択もできましたが、やっぱり本音で話をできるお医者さんがいてくれると心強いものです。

息子と娘は同じ時期に発熱しましたが、娘は良く眠り、食事もしっかりとるので楽だったのですが、とにかく息子は高熱が長く続き、「熱い。熱い。」と騒ぐので大変でした(笑)。

熱が上がり始めたときに「咳が出せない。」と泣くので、起き上がらせて、腕を掴んで肩甲骨を大きく動かすようにストレッチしました。基本的に腕を後ろに持っていき、肩甲骨を寄せて胸を開くようにすると反動で咳が出てきます。それでも無理なら今度は腕を前に持っていき、肩甲骨を広げ胸を縮めます。その繰り返しを痛くないように。喘息にも効果があるストレッチだと思います。

ついでに、息子の背中をチェックしたら免疫系の胸椎5番の右隣の筋がビンビンに硬く(食べ過ぎのせいもある)、また左腎臓辺りが膨張して左右差が出ていました。「わ〜っ!!これはこの程度の熱では済まないかも。。」と不謹慎にも心の中で呟きました。翌日は脚の長さが左右相当違い、「ゆっくり治そう。」と肚をくくりました(笑)。

そういえば、わたしもインフルエンザにかかる前は、とても体が冷えて、肌も乾燥し、「いつもの冬より冷えるな。水分も体に吸収されにくいな。」と不思議に思っていました。39℃の熱が出たときに、熱くて起き上がれないのですが、全身の血の巡りも良くなっている感じがしました。そして腎臓の一部だけがちょっと血行不良だな、なんて冷静に観察できたり。その違和感もぶり返しの微熱と共に解消しました。それはそれで面白い発見がありました。

大騒ぎだった息子はスッキリ治り、治癒とともに学級閉鎖になってしまったため、元気をもてあましていました。淡々と眠り続けた娘は治りもゆっくり。幼稚園へ行っても調子が出ない日が何日かありました。それぞれですね。

家族の看病、そして息子の学級閉鎖のため、仕事、習い事、約束、色々断りの連絡をしながら「手放す」ことを考えたり。「この日までには。」なんて思っていた予定がくるったとき、「あ〜あ。」とも思うのですが、人にも迷惑をかけているのだけれど、「足踏みしなくてはならない時ってあるのだろうな。」と。

薬を飲まないということも自分のエゴになったらいけないのだけれど、体の中の抵抗力をしっかり味わいきるとそれはそれで清々しいこと。旦那さんは旦那さんなりの「治し方」があって、それに添って手助けすると「体力があるからできるんだな〜。」と思ったり、元々持っている体質に合った治し方があることを発見しました。どっちにしてもかかってしまったら「当分休むしかない。」ということは一緒。

また、どんなに流行っていてもインフルエンザにかかる人とかからない人がいるのも不思議なものですよね。予防接種も効果があったりなかったり。

スケジュールも体調管理も自分の中でコントロールできる、という強い意志は必要ですが、時には「しょうがないか。」と思う気持ちの訓練にもなったかな。たっぷりの充電期間を終え、体は軽く、インフルエンザにかかる前よりも調子が良くなっているので「風邪も悪いことばかりじゃないよ。」とやっぱり思うのです。

そんなつぶやきを胸に、今日は、わたしの完治のときの恒例イベント(!?)エスプレッソ・マキアートを飲みました。美味しかった!






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