今日は初めて鍼をしてもらいました。お友達の紹介で近所の針灸師さん。腎臓や首を中心に鍼とマッサージをしていただきました。
もともと疲れると腎臓が重くなったり、ヨガをした後などに好転反応が腎臓辺りに出やすいので。お医者さんにかかるほどではないので、温めたり、マッサージしたりですませていたのですがケアできました。
鍼をうつことで体の免疫機能を刺激するそうなのですが、野口整体でいう腰部活点に鍼をうってもらったときはズキンッとしました。左右差もあり、首も腰も右側の方が張っていることに気がつけました。鍼はうった後もじんわりと効果を発揮してくれるそうなので、楽しみです。
「鍼をさしてちょっといじめると、体の治そうという力が働いて、巡りが良くなるのです。」と針灸師さんはおっしゃっていましたが、ヨガや野口整体、東洋医学的な考え方は通じるところがあるのだな、と再確認しました。
昨日のヨガカフェでもテーマにしましたが、「温める」ということ一つをとっても、冷えているからその場所を保護してあげる、という治し方ばかりで良いのかな?という問い。
靴下の重ね履きや半身浴など、じんわり良くなります。冷えている人にはお勧めの方法です。
一方で、そればかりを続けていくと体の内側から温まる力が弱くなっていってしまう気がします。あえて別の「刺激」を与えることで体を「がんばらなくっちゃ。」という気にさせることも時には必要なのではないかな、とわたしは思います。
たとえば、お湯と冷水を交互に浴びる「温冷浴」などは家庭でできる方法の一つだと思います。冷たい水を浴びるのは初めは身が縮みますが、気がついたらお風呂上がりもずっとポカポカ。冷えにくい体になっています。また交感神経と副交感神経のバランスが整い、疲れもスッキリします。皮膚も強くなるそうですよ。
足湯もお風呂に入るより熱めのお湯(人によって感じ方が違うのでその人なりの「ちょっと熱い温度」)で行うのも、ちょっとした刺激です。気持ちが良いからいくらでも入っているのではなくて「やめ時」というのも実は大切なポイントだと思います。腰や背骨を伝って後頭部までフッとゆるむ瞬間。わたしはそれを目安にしています。左右差を整えたいときは赤みが少ない方を少し長めに行います。
野口整体の野口先生は、お風呂の温度、入れるタイミング出すタイミング、体のどの部分、左右どちらから入れるか、ということで赤ちゃんの不調を整えていらしたそうです。
野口先生ほどの卓越した感覚はなかなか手に入らないと思いますが、「より活発に、心地よく生きようとする感覚」は、もともと人間には備わっているはずだから磨いていきたいものです。
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