5月、6月は色々活動的に動いていました。
新しいこと、初めての体験もいくつか。
まずはアーユルヴェーダのフットマッサージを受けてきました。
膝下にセサミオイルとギーを1:1で混ぜたオイルでマッサージしてもらうのですが、事前に体質チェック表をつけたり、脈診を受けたり本格的。
クリニックは青山一丁目から近くなのですが、大通りから少し入った静かなスペースにありました。スタッフのみなさんがゆったり動いて、話し方も声も安定感があって特別な空間でした。マッサージ自体も心地よくてすっかり眠ってしまいました。
いくつかの文献を読み、自分でセサミオイルのマッサージをしたり、お白湯を飲んだり、ギーを作って食べてみたり試してみて、心身共に潤っていく感じがして「良いな」と思ったので、本物を体験してみたくなったのです。
アーユルヴェーダは肯定的なところが好きです。
医師の脈診そのものが治療であるとも言われているらしいのですが、不思議な感触でした。
今回はフットマッサージをしても大丈夫か確かめるための脈診だったので、細かく何か言われた訳ではないのですが、善くも悪くもすべて見透かされているようで、素直に自分自身を見つめる機会になりました。
実際に、先生から一言「いつも何時くらいに寝ていますか?10時くらいに眠れるといいですね。それ以降だと眠りが浅くなってしまうので、起きていても頭がぼーっとしたかんじになっていますね。」と言われ、「わぁ〜!大当たり。」と思いました。
診察の少し前から、長い間習慣になっていた夜のおやつタイムが必要なくなっていたのですが(わたしにとっては大きな進歩)、診察を受けてから寝る時間も23時前になっていきました。そうすると自然と6時に目が覚めるようになりました。午前中は活動をして、娘のお迎えをした14時以降はゆったりとした時間を過ごし、時々夕方散歩に出かけるというペースが楽にできてます。
実際は、だんなさんが遅かったりすると24時近くになってしまったり、せっかく6時に目が覚めても二度眠をしてしまったりするのですが、確実に良い方向に変化している気がします。夜方、朝ゆっくりのだんなさんとペースはズレますが、一生懸命子どもにもだんなさんにも合わせようとしていたときよりも、自分のカラダとココロに余裕があるので、ときどきリズムが崩れても「今日はそれでいいんだ。」とイライラすることも減りました。
単純に睡眠時間何時間、とか仕事時間何時間ということではなくて、アーユルヴェーダには時間帯によって適した活動内容があることを知り、実際に合わせてみると「ああ、確かに。」と感じています。
夜中に食べものを食べないだけで朝こんなにもスッキリ目覚められるなんて。当たり前のことですが、「子どもが眠ってからのお楽しみ」がなかなかやめられなかったのです。
しかも、「夜食べるのは良くないからやめなくちゃ。」という否定的な気持ちから実践したことは何度もあったのですが3日坊主。春から色々なことがあったので、自然と「気持ちよい朝を迎えたいから。」「子どもたちのためにも健康でいたいな。」という肯定的な気持ちで始められたのも無理なく続けられている大きな要因なのではないかな、と思います。
健康志向の強い人ほど、「こうでなければいけない。」と自分で自分の心をキューッと締め付けていることがあるように思います。わたし自身もそういう部分がまだまだたくさんあると思いますが。そういう時期を経て、自然体でより心地よい選択をしていけるようになっている気がします。
アーユルヴェーダの診察はちょっと高いので、今は生活の中で実践できることを行って、いつか受けられる状況、環境が自然とやってくると良いな、と思います。
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