都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2013/06/25

田植え

この間の日曜日は、一ヶ月ぶりに
「くにたちはたけんぼ」の「田んぼの会」に参加してきました。
谷保に10:00到着。
人生初めての田植え作業。とても楽しみでした。

10〜20組の家族が参加しているので、
ほんの少しの労力ですが、田んぼの中の柔らかい感触、
苗が土にス〜ッと包まれてすぐに独り立ちする感覚、
どれも新鮮で経験できて楽しかったです。

娘は少しやって畦の外で泥団子作り。
息子は水路でザリガニ見つけたり、
他の子どもたちに混ざって遊んだり、
田植えも積極的に「僕もう一度やりたいで〜す!」と主張して何度もやっていました。

いつもと違う場所に来ると
それぞれの性質がよりクリアに見えるから面白いです。

外に関心があって誰とでも馴染める息子と、
わたしの側を離れずのんびり内側に気持ちが向かっていく娘。

娘が時間をかけてきれいにつくった泥団子を、
ヒョイと戻って来た息子がいとも簡単にくずして、
泣いて、なかなか立ちなおれない娘。

いつもだったら息子をしかるところを、
なぜかそのときは「どっちもまんまだよね。」と心の中で笑ってしまいました。
その子らしくいられるのが自然。そう思える瞬間。

泣いていた娘も、田植えの前に収穫した
ジャガイモを頂いて機嫌が直りました。
3種類のジャガイモがホクホクしていて美味しかったです。

国立は都内でも数少ない田んぼが残っている地域。
農地があっても水源や水はけの問題で田んぼにできない地域もあるそうです。

田んぼは水と土が大切。
山から下りて来たたくさんのミネラル栄養を含んだ水と土のある田んぼには
たくさんの微生物やカエルなど生き物が生息するそう。

農薬を使ってしまうとそういう風景も見られなくなったり、
大規模な農地は機械で作業するところを、
入り組んだ小規模農地は機会が入り込めず手作業になったり、
田舎だから自然かと言うとそういうことはなくて、
小さな規模だからこそ、貴重な風景を守っている部分もあるのかもしれないな、
と思いました。

全容はまだまだ見えませんが、
小さな経験を積み重ねていく面白さ、
子どもと一緒に共有していく満足度もあります。

夏の間は雑草をとりにいき、10月に収穫するそうです。

わたしが子どものときには町内に田んぼがありましたが、
今は畑はあれど田んぼは姿を消してしまいました。
どうしても、遺産相続の度に減っていくのが住宅地にある農地の運命。。。
農地にまつわる状況も教えてもらいながら、
月に一度東京の反対側に足を運んでいます。

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