都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2012/07/09

バナナ

蒸し暑い日本の夏。
暑がりの人、汗っかきの人、冷え症の人、もともと冷えをカラダに溜め込みやすい体質の人、熱を発散させにくい人、同じ夏なのに体質や生活習慣で感じ方が人それぞれ。

我が家の娘に夏に向けてカラダの変化がありました。

先週の土曜日の夜中に娘も発熱しました。幼稚園で先月末から発熱のみの症状でのお休みが多いと先生から聞いていましたが、娘もまた同じ症状。

夏に向けて鳩尾をゆるめて熱を発散させやすいカラダになります。これは春に骨盤は開くように季節に合わせて自然に起きるカラダの変化なのですが、意識的にカラダを観察していくと面白い発見があります。

わたしは「流行の発熱は自然のカラダの変化に即して起きているのではないかしら?」と思っていました。朝晩の冷えや疲れももちろん原因の一つではありますが。鳩尾がスムーズに広がらない場合、発熱をすることでカラダをゆるめる必要があります。鳩尾をゆるめると夏が過ごしやすくなります。

娘も最近毎日昼寝をして「疲れが溜まっているな〜。」と思っていたのですが、土曜日の夜中触れたらとても熱く、おそらく39℃はあったと思います。日曜日は一日微熱。小食になりながらも気丈にお出かけにつき合ってくれました。今朝熱を測ったら低体温になっていました。幼稚園へは行きましたが、朝からちょっとしたことでよく泣き不安定です。低体温と思えば納得の言動ですが、本人もどうしようもない感じです。

なぜ「面白い」と思ったかというと、娘が発熱した時期が7月に入った今だったことです。

夏に向けてのカラダの準備は梅雨入り辺りから始まります。
まずは6月腎臓や泌尿器系、脇腹に反応があらわれ、7月に入って消化器、すね内側、肋骨の下(上腹部)辺り、8月に呼吸器、胸中部辺りとポイントが少しずつ上がっていくそうです。

今まで梅雨時期に体側を伸ばし、初夏に胸を開くヨガのポーズがお勧め、といった漠然とした体感覚はあったのですが、片山洋次郎さんの本に一ヶ月ごとのポイントが細分化して書かれていたので、見直す機会になったのです。

また、7月に反応する場所が腰椎2番なのですが、娘の左右体癖のポイントになります。体を左右に揺らしたときに軸になる骨が腰椎2番。左右体癖の娘は6月ではなくて7月に入って調整が必要だったのも偶然ではない気がします。実は過去にも手足口病になったり、娘にとって7月は調子を崩しやすい季節なのです。

ちなみに6月のポイントは腰椎3番でカラダをねじるときに軸になる骨です。泌尿器系とも関係していて、ねじれ体癖のわたしは先月調子が悪かったり、妙に脚を組んだりわざとねじった体勢でパソコンを打っていたり、カラダをねじりたくなっていました。わたしがねじりたくなるときは腹部が緩み過ぎた時。「な〜るほど!」と納得ながら「丹田力つけないと!」と思ったのでした。

【参考】
 腰椎3番 →左右体癖(3、4種) 消化器系
 腰椎2番 →ねじれ体癖(7、8種) 泌尿器系

それから、近頃の子どもたちの寝相から面白い発見がありました。
相変わらずゴロゴロと寝返りをうってさまざまな格好で寝ている子どもたち。それでも「最近流行の格好」というのが各シーズンあり、今はもっぱらバナナのポーズ。仰向けでカラダがバナナの形のように体側を伸ばして弓なりになっている姿なのです。「何でまっすぐじゃないんだろう?」と不思議に思っていましたが、片山洋次郎さんの本を読んで腑に落ちました。

実はこのポーズは、腰椎2番に弾力をつける動きだったのです。腰椎2番の弾力が必要になる7月、そして左右体癖の我が子達がバナナのポーズ。理にかなっていて面白いです。

カラダは自然に調整しているものなのだな、とまたまた感心したわたし。マニアックな内容でごめんなさい。

大人のわたしも真似して呼吸に合わせて弓なりにバナナになってみると、肋骨の下が伸びて気持ちがよいです。ほんの少しの動きなのですが、わたしはお恥ずかしながら翌朝ちょっと筋肉痛のような感じになりました。よっぽど縮んでいたのですね。涼しいカラダになるためにバナナ体操。お勧めです。

2 件のコメント:

  1. うちの長女も先週熱を出しました。
    暑い日の公園の後だったので熱中症かなと思い、冷やしてあげたのですが熱はぐんぐん上がるばかり…これは風邪だなぁと思いながらも、熱中症の疑いも捨てきれず、今回の熱はヒヤヒヤしながらの対応でした。熱中症は一歩間違うと大変なことになるので、医者に行くかも迷いました。絶対行かない派ではないですが。

    何度となくこどもの熱や不調に疑問を抱きながら向き合うことできっとmeg3さんのようにこどものことがわかるようになっていくのだなと改めて思いました。それにしてもすごい知識。尊敬します。

    幼稚園で先生に「現代の子は季節の変わり目に風邪をひきやすくなっている、甘やかしているから体が弱くなっている」と言われ、そうなのかなぁと思いつつ、風邪の効用を思うと地球温暖化によるここ最近の急激な気候の変化に対応するためにこどもが熱を出して調整するのは当然のことなのかもと思ったり。

    ちなみに次女も交代で風邪をひきました。

    長くなってごめんなさい。

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  2. fudeさん

    娘さん達も風邪を引いたのですね。
    熱中症か風邪かの判断も難しいですよね。

    fudeさんの子どもの発熱が最近の気候の変化に対応しているという考え、「なるほど。」と思いました。大人より子どもの方がすぐに調整しようと反応が起きやすいですし、ポジティブにとらえることができそうです。

    いえいえ、わたしも分からないことばかりで、観察して面白いな、と思ったことをブログにアップしているだけなんですよ。誰かの参考になっているのであれば嬉しいです。わたしもお医者さんに行かない派ではないですし「思い込み」にならないように気をつけています。

    風邪を経過して、楽しい夏を過ごしたいですね。
    コメントありがとうございました。

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