都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2012/07/21

そのままでいい

そういえば、先週は娘の幼稚園の個人面談がありました。実は娘は幼稚園での出来事をあまり家で話さないので、担任の先生に色々お聞きできたら、と密かに楽しみにしていたのです。

性格なのだと思いますが、毎日帰ってくると「今日は〜ちゃんの隣に座った〜。」「お弁当足りなかった〜。」くらい軽い話しはしても、わたしが質問すると「忘れちゃった。」という返事が多いのです。息子も通っていた幼稚園なので、わたしもほどんど様子は分かっているので「ま。毎日楽しそうに通っているからいいか!」とあっさり引き下がっているのですが。

面談の時間が14:30。実はこの時間は息子が小学校から家に帰ってくる時間とダブルブッキング。しっかり予定を確認して初めて気がついたというのんき者のわたし。最初の日程は仕事があり面談最終日の最後の時間に変更してもらったので、もう一度変更の猶予はなく、小学校の前で息子をピックアップして幼稚園へ向かいました。

わたしは、大した話をしないとしても子どもの話をするときに本人がいるのはちょっと嫌だなと思っています。でも「しょうがない。今回は兄妹同室かな。」と思いながらも、息子に「園庭でNちゃんを見ていてくれる?」とお願いしてみたら、意外にも「うん。任せて!」という返事。娘も「分かった。大丈夫。」とのこと。慣れ親しんだ場所であったのでわたしも安心して任せられました。

「さすが〜!!」子どもが大きくなるとこういう風なこともあり得るのよね。と子どもの成長を嬉しく思ったのでした。勝手に自分だけで出かけるようになるのもあっという間なのでしょうが、今まで6年間たえず子どもがぴっとりの生活をしていたわたしにとっては、大きな進歩。

担任と副担任の先生お2人との面談も楽しかったです。

娘の隠された性格を暴露し合ったり(笑)。そうそう、わたしにとって幼稚園での娘の姿が意外であったのと一緒で、先生方にとったら娘の家での様子が意外だったそうです。2人目の子ってそうなのかしら?

それから幼稚園4年目にして初めてお世話になる先生は、40代の人生のベテランさん。子どもに対してもとっても大らかで、色んな角度から見てくれる余裕が感じられました。今までお世話になった先生もみんな素敵でこの幼稚園が好きでしたが、ますます好きになりました。

1つエピソードとご紹介すると。。。

娘の学年は2、3歳差の下のお子さんを抱っこしているお母さんがとても多いです。送り迎えのときに下の子が暴走してあわてて追い掛けたり、保護者会のときに泣かないように注意を払ったり、わたしからすると3年前の自分とかぶって親近感がわいていました。当時は大変でしたが、今となればとっても充実したときだったな〜、なんて振り返ったりしています。

我が家の兄妹の関係や、「3年前はわたしも余裕がなくて〜。」なんてお話をしていたら、先生が「ぜひそういう話を下の子がいるお母さんにしてあげてください。」と言ってくださいました。

夏休み前になって、今までは難なく通っていた子が急に朝お母さんから離れられなくなったそうです。そういう子が何名かいて、みんな弟や妹がいる男の子なので先生達は気にかけていたそうなんです。

そういえば、息子もお迎えにきた妹の足をつねったり、叩いたりしていました。「なんてひどいことを!」と思ったり、うまく息子に気をかけられない自分を責めたりしました。けっきょく打開策などなく、時が解決してくれた感じでしたが。

面談の様子を窓越しに覗きにきた息子と娘をニコニコ見ながら、「今こうして仲良く遊んでいるTちゃんとNちゃんを見て、いつかはうちの子もこんな風になるんだわ、って安心するお母さん沢山いると思うのですよね。」と先生。

わたしはこの言葉を聞いてすごくホッとしました。
「上の子と2人きりで過ごす時間を作ってあげると良いですよ。」とか「上の子をギュッと抱きしめてあげてください。」とか、いくらでもアドバイスは出来ると思うのですが、やっぱりわたしも当時はそういう言葉を聞くと逆に苦しくなっていた気がします。

「そのままでいいよ。みんなそうなんだよ。」という気持ちで先生方がお母さんたちと接していることがすごく嬉しかったです。

若い先生が一生懸命頑張って数ヶ月でどんどん成長していく姿を見るのも「すごいな。」と思っていましたが、それぞれの年代のまなざしがあることも子どもを幼稚園へ入れて経験できたことの1つです。

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