「おひな祭り」に向けて、居間に「吊るし飾り」を飾りました。
実はこれ、実家の母が趣味で作ったものなんです。母が古い着物生地で手縫いで作る「吊るし飾り」や球体に糸を巻いて模様を作る「手鞠」を習ってたのは、娘が生まれる前後だったかしら。その頃は「ずいぶんかわいらしい習い事を始めたわね。」と思っていたのですが、落ち着いて実物を見るととっても可愛いのです。
江戸時代、ひな壇を飾るスペースがない家屋や雛人形を買えない庶民の家庭では「お雛様」の変わりに母親やおばあちゃんが子供ために「吊るし飾り」をこしらえたそうです。「それなら都内アパート住まいの我が家にぴったり!」と「実家にある吊るし飾りを貸して!」と母にお願いしたのです。
女の子のお人形。娘も「これNちゃん!」と言って喜んでいます。
それぞれの人形に意味があるようです。縁起物の鯛も泳いでいます〜。
娘が、健やかな3歳のおひな祭りを向かえるまで、この吊るし飾りを眺めながら生活するのが楽しみです。
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