愛用のセサミオイルが終わってしまったので、そろそろ仕込みたいと思います。
太白ごま油に熱を加え処理したセサミオイルは、アーユルヴェーダの全身マッサージに勧められているオイルの1つです。全身マッサージはなかなかできないのですが、セサミオイルはわたしのスキンケアにかかせないアイテムになっています。
サラッとした感触で伸びもよく、無臭なので、顔や髪の毛に少量つけると翌日しっとりハリがあります。「ついでに。。。」と乾燥した肘やデコルテまで軽くマッサージできるのも利点です。
何度もブログに書いているのですが、しっかり作り方をご紹介したことはありませんでした。。。
わたしも何冊かの参考文献を元に作っています。それぞれ記述が少しずつ違うので「これが正解」というのはないと思うのですが、基本的に「75℃〜120℃加熱すること。」がポイントです。そうすることによってごま油に含まれる不純物を飛ばし、熱の質を引き出す役割があるそうです。また加熱処理したものは2ヶ月ほど持ちます。容器は無印良品の遮光瓶が気に入っていて、一度に3〜4本作っています。
わたしは2種類の作り方をしています。
どちらが良いかは好みですが、低温のものの方がしっとり、高温のものの方がサラッとします。微妙な差ですが、自分の肌質や季節に合わせて処理すると良いかもしれません。
【材料・必要な道具】
太白ごま油、鍋、温度計(耐熱性)、ビーカーもしくは耐熱容器、遮光瓶(密閉できるもの)
●初めての方にお勧め【オイルを湯煎する】
耐熱容器、もしくはビーカーに必要量の太白ごま油を入れ、お湯をはった鍋の中央に置きます。
鍋を火にかけお湯を沸騰させ75〜80℃を20分くらいキープします。
自然に冷まし、清潔な遮光瓶に流し入れます。
*時間はかかりますが、オイルが80℃以上に上がることがないので、失敗がありません。
●少し慣れてきたら【直火で熱する】
ステンレスかホーローの鍋に必要量の太白ごま油を入れ、弱火で温めます。
温度計で温度を測り90度になったら火から下ろします。
温度が100〜120℃まで上がります。
自然に冷まし、清潔な遮光瓶に流し入れます。
*短時間で出来ますが、オイルが120℃以上にならないように気をつけます。
本来は人肌に温めて全身をマッサージ、15〜30分ほど待ち、シャワーでオイルを流すという使用法です。詳しくは参考文献を。。。
参考文献
・「黄金のアールルヴェーダセルフマッサージ」 蓮村誠 臼井幸治 監修/河出書房新社
・「インドの生命科学アーユルヴェーダ」上馬場和夫 西川眞知子著/農文協
・「オージャスのひみつ」服部みれい著 蓮村誠監修/MARBLE BOOKS
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