都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2013/03/24

やまもりカフェ「よみがえりのレシピ」

今日は「よみがえりのレシピ」の上映会へ、
谷保の「やまもりカフェ」へ行きました。

上映時間95分。
子どもたちがよく静かにしていました。
内容としては分かりやすかったです。 

在来種を守り続けているおじいちゃんおばあちゃん、
在来種作物の価値、美味しさを「伝える」少し若い世代の物語。

杉林の焼き畑農業というのも初めて知りました。
森林伐採した土地に火入れすることで、
殺菌し、野菜の病気などを防いだり、
土壌の栄養分もあがるそうです。

種をまいて収穫した後は、植林して地主に返し、
また来年は別の場所を焼き畑にするそうです。

畑に火入れをする作業は美しかったです。
山火事にならず、水を使わずに最後に火が消える
焼き具合によってその年の収穫が左右するというほど、
経験と勘が必要そうです。

自然に寄り添いながら、循環する農法は合理的。
斜面での作業を70代のおばあちゃんがしている姿。
足腰の丈夫さ、巧ましさ、勘、収穫を喜ぶ顔、
季節を繰り返していくことの尊さ、
淡々と伝わってきました。

「つまんない。」と言いながらも、
「あれ、なに?」など関心を持って観ていた
小学1年生の息子にとって
何か経験として残るのではないかな、と思いました。
実体験には勝りませんが。

全部は分からなくても良い。
大人のわたしもだけれども、
口にしている野菜の花や種の形、育ち方、
知らなかったことばかりだから。

高学年になったらもう一度一緒に観たいな、と思いました。

上映前に山梨の農家の方からお話を伺いました。
「のらごごろ」という共同出荷グループの方です。
おそらくわたしと同世代。

もともと都会で生活していた若者たちが、
農業に携わっている人も増えているよう。
「古くて良いものを受け継いでいこう。」という意志をもって。

育てにくい、売れないものから遠ざかっていった時代を経て、
少数でも在来種作物や昔ながらの農法に
価値を見いだす人が増えていることが、
時代の変貌と供に希望として感じられました。

そして、何より野菜が美味しそうでした。

上映後は、やまもりカフェでお昼を頂きました。
豚肉のレンコンの包み揚げとアジ南蛮、
まさにお母さんが作ってくれる料理!
とても美味しかったです。

お子さまランチという
ごはん、みそ汁、納豆のセットもありました。

息子は「この納豆、うちでいつも食べているのと違う!食べてみて。」
娘は「このみそ汁美味い。気に入った。」
と品票していました。ちょっと上から目線ですが。。。

会場へ行く途中の道ののどかなこと。
やまもりカフェの庭の水仙やねこやなぎやスズランは、
雑草と相性も良く目に優しかったです。

なぜかひつじが1頭庭にいました。
「さみしがりやのアマエルくん」と言うそうなのですが、
子どもたちは雑草をあげたり、
フワフワの体を触らせてもらって喜んでいました。 

まさか東京でひつじに会えるとは!

帰りの電車で「今日楽しかった〜!」と子どもたち。
映画自体は「退屈させてしまったかな。」と思ったけれど、
終わりよければすべて良し(笑)。

「またアマエル君に会いに行こう!」と約束をしました。

朝早起きをして遠出したけれど、
楽しい時間を過ごせました。

やまもりカフェ → 

よみがえりのレシピ → 

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