今日、息子の卒園式を向かえることができました。
お名前を読み上げられたとき、大きな声でお返事。卒業証書と精勤賞を頂きました。息子は精勤賞を狙っていたようで、お休みの数をすごく気にしていたので、良かったな〜と思います。
息子は別れへの執着はあまりなく「小学校楽しみ」と言っています。わりとあっさりニコニコしている子が多くて、執着しないで前へ前へと進む子どもの心って良いな〜、と思いました。ただ、式の最後の合唱で前列の男の子が号泣。肩をふるわせながら一生懸命歌っている健気な姿を見ていたら、愛おしくなりました。感受性が豊かなお子さんもいるものですね。バッチリもらい泣きしているわたしを見て、隣で旦那さんが失笑。最近涙腺が脆くて困ります(笑)
大好きな先生達にご挨拶をして、式の間娘を預かってくれていた旦那さんの両親宅で、お祝いランチをごちそうになりました。わたしの両親からも「卒園おめでとう!今日はお赤飯とお頭で我が家もお祝いです。」とメールをくれて、温かい気持ちになりました。幸せ者な息子です。
卒園といっても、4月から娘が同じ幼稚園へ入園するのでご縁は切れないのですが、やわらかい雰囲気に包まれた式に臨み、「この幼稚園へ入って良かったな。」と思えました。
個人的に一番良かったと思うことが「先生たちの姿」です。
先生達の子どもたちに対しての声かけや関わり方ももちろん意識が高いのですが、何より「先生同士の関係」がすごく良さそうだったこと。送り迎えの一場面、行事のときくらいしか見ていないのですが、先生同士が仲が良く、会話も多く、助け合い、先輩が後輩を育てようという意識がすごく感じられて、それが「良いな。」と思っていました。当たり前なことのようですが、実際はなかなか難しいことだと思います。
年長さんともなるとある程度大人の話すことはよく分かりますが、やっぱり子どもは「気」というか、言葉とか動作よりも「雰囲気」みたいなものに反応する感度が大人より鋭い気がします。家の子どもたちも、わたしが不安になっていたり、イライラしていると、それを隠そうとしてもやっぱりどこかで感じとっているな、と思うときがよくあります。
言葉なんてあっという間に忘れてしまうのに、「あの人の笑い方こうだったよね。」といって2人で物まねしてケラケラ笑ったり、「仕草」や「音」そういうことの方がすごく印象に残るようです。
だから、近くにいる大人同士が気持ちよい関係を持っている、そこにいるだけで子どもは安心し、世の中を肯定できる自信になるのじゃないのかな、と思います。
幼稚園の中がそういう場所であったこと。それは、小さな子どもたちにとってギフトだったと思います。
もっと大きくなったら、そんなきれいごとばかりではないですし、揉まれて逞しくなって欲しいですが、幼稚園くらいのときは「守られて」いて欲しい気がします。
母親のわたしがしっかり息子のピュアな心を守ってあげられたか、というと答えは。。。やはりぶつかり合ったり、大人の嫌な部分を見せてしまったこともあったと思いますが、そこは「お母さんが未熟者でごめんよぉ〜!!」と謝るしかありません(汗)。
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