都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2012/06/15

読書タイム

今日は技術更新のためヨガクラスへ。娘の幼稚園のお迎えまで、神田のカフェビオットで軽い昼食と読書をしました。読書時間は30分くらいですが、こうやって落ち着いて本を読める時間を習慣にしたいな、と思いました。

実はヨガクラス、先生がわたしのリクエストに応えてくれて、胸を広げて丹田力強化、骨盤をゆるめる動きをたくさん取り入れてくださったのですが、やっているうちに眠たくなるほど疲労が溜まっていることに気づきました。つい張り切っていると休むことを忘れてしまいます。ヨガはそういう気づきのための時間でもあります。

眠いな〜、と思っていたのですが、カフェでビオットブレンドを飲んだらなんだかシャキッとしてきました。ここのコーヒーは濃くて美味しい。そしてお店の雰囲気もとっても好み。

今日持参した本は2冊。

●「自分さがし」 曽田簫子 太郎次郎社

先日展覧会を拝見した曽田簫子さんの2冊目の本です。
副題が「女たちのおしゃべりから暮らしが変わる」とあります。今まさにわたしが子育てを通して出会った友人達とのおしゃべり、そこから広がる社会の味方、捉え方がグングン変化しています。考え方もバックグラウンドも違う友達との会話から共通する子育ての面白さ、充実感、つらさ、やりきれなさ、愚痴も含めて語り合えること自体が財産だと思っています。自分も子どもも他人も肯定しながら未知の経験、感覚を増やす喜び、そいいう経験と重なる所があり、共感と学習の気持ちで読んでいます。

子どもと一緒の生活を母親であるわたしも子どももどちらも楽しく、そしてパートナーも楽しくあれたら良いな、と思う方には必読の本です。




●「あたまを育てる からだを育てる」 ルドルフ・シュタイナー著 西川隆範訳 風瀟社

シュタイナー教育というコラムを雑誌で読んだことはよくありますが、シュタイナーのオリジナルの文章を読んでみたくなりました。学生のときにシュタイナーの書いたテキストとも絵画とも捉えられる黒板を、漠然と「格好いいな。」と思っていたのですが、思想的にはちょっと取っ付きにくい部分がありました。「見えない世界」「子どもが生きている世界」の価値を実感し、今なら分からないながらも何か響くものがあるように思えたからです。

本屋さんにいくつかシリーズがあり、「シュタイナーの美しい生活」「人智学から見た家庭の医学」と迷ったのですが、まずはこの本から。

息子が小学校生活を始め、環境に適応して楽しく成長している息子の姿を肯定しながらも、公教育の「害」の部分。害と言って良いのか分かりませんが、それぞれの個性をもった子どもたちが規範化されていく、そのためともとれる指導を目の当たりにして、家庭が「学校とは別の価値を肯定できる環境」であることの必要性をより強く感じるようになりました。

漠然とある思いに、「シュタイナー教育の基盤となるのは、人間は【からだ】と【いのち】と【こころ】と【たましい】からなるという人間観です。」というこの本から子育てのヒントが得られる気がして購入しました。

目次を読むと「精神科学の教育からの学校問題」「大人の気質は子どもにどう作用するか」というところからスタートします。結局は子育てを通して、親である自分や主人の人間性を育てていく手だてを見つけたいのかもしれません。

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