パルシステムから奄美大島のプラムが届いたので、酵素ジュースを仕込みました。プラム600g、リンゴ1個、それにみょうがを2つ仕込んでみました。プラムはつぶし、リンゴ、みょうがはカットします。すべての重量に対して1.1の花見糖と交互にボールに入れ、毎日素手でかき混ぜます。
1日目。まだ花見糖が沈んでいますが、良い色、そして良い香りがします。
なぜみょうがを入れたの?と自分でも思いますが「勘」です。プラムの酸味とお砂糖の甘みに深みが出るのでは、という期待を込めて。量は控えめにしました。子どもたちには内緒。
余談ですが、焼き塩水について。
酵素ジュースを作るときにできれば無農薬の果物が良いそうです。なかなかそういうものに出会わない、または高価なので、わたしは食材を「焼き塩水」に漬けてから使うようにしています。
作り方は、小さいお皿に自然塩をいれ、塩がしめるくらいエタノールをかけスプーンで馴染ませ、チャッカマンで点火。火が消えたら完成です。
焼き塩は強アルカリ性なので、酸化したものを中和してくれるそうです。組織を整えてくれる作用もあるとか。そのため、農薬を落としてくれたり、食物の鮮度をよみがえらせてくれると言われています。少ししんなりしたオクラを15分くらい漬けてみたら、シャキッと歯ごたえを感じられるようになったり、試してみるとその効果がよく分かります。
酸化したものばかり食べているとからだも酸化して血液がドロドロになってきます。お肉や白砂糖、白米などいわゆる「うまみ」があって美味しいものは酸性のものが多いので、そういうものが好きな人は、出来るだけフレッシュなもの、アルカリ性の玄米や青菜や色の濃いお野菜、果物を食べ合わせると良い、とヨガの先生に教わりました。
実は先日酵素ジュースを漬けた小梅も、青かった梅が蔕をとっている間にみるみる黄色に変わっていきました。たぶん焼き塩水効果だと思います。小梅だったので浸透も早かったのでしょうね。焼き塩水に漬けると果物の甘みも増し熟すのが早くなるそうです。
焼き塩は、強アルカリ性の性質を活かして民間療法にも使われています。虫さされ(酸化している)のところに焼き塩をすりこんだり、丹田力がなくなったときにお腹に焼き塩湿布をしたり。
理科はあまり得意ではありませんでしたが、台所仕事からちょっと実験的なことを楽しめるようになりました。焼き塩水ぜひお試しください。
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