都内で1男1女(2006.02生、2008.07生)の子育てをしています。
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2012/11/16

秋の酵素

朝晩は冷え込みますが、昼間はポカポカと温かく心地よい日でした。
今日はファミリーヨガにお友達と一緒にいきました。ヨガの指導者でもある彼女は娘の幼稚園の同級生のお母さん。「こんな近くにいたとは!」と驚くほど偶然の出会いです(笑)。

月曜日はヨガの先生に「秋の酵素作り」を教えていただきました。
国産の果実や野菜、豆、雑穀、そして海の精で仕込む秋の酵素は、秋から冬にかけて毎日飲むと良いそうです。

春の酵素、梅酵素、秋の酵素と通年を通して作る季節に合わせた酵素のことは以前から興味がありました。果物で酵素ジュースを作った経験はありますが、体質改善により効果がある酵素は「きちんとした酵素作り経験者に教えてもらわないといけない。」とのことで「なかなか今は難しいかな。」と思っていたのです。

それが、いつもお世話になっているヨガの先生が講座を開いていると聞いたので、「嬉しい偶然!」と比較的材料がそろえやすい「秋の酵素」を一緒に仕込むことになりました。

5キロ以上の旬の食材を包丁で切りながら、色々興味深いお話を聞けました。

わたしは「半分の量で仕込むことはできるのですか?」と、都内アパート暮らしの人なら誰でも一度は考えてしまう質問をしました。

先生も「たくさんいっぺんに作った方が発酵も安定する、ということもありますし、酵素が残ってしまっても来年も飲めるものなので、わたしの先生もこの分量で作ることを勧めています。」と答えてくれました。

講習会でも、だいだいこういう質問をするのは若いセカセカしたお母さんだそうで、こうやって「季節ごとにたっぷり物事にとりかかる。」ということが大切。「毎年作り続けていくこと。」を前提にお伝えしたいから、書籍やネットなどの情報だけで作ったり、「お試しに」ということを避け、実際に立ち合って作り方を伝えているそうです。

わたしが作る前も先生が作った酵素を味見させていただき、自分の体に合っているかどうかを確かめてから作ることを決めました。子どもたちも「甘くて美味しい!」と言っていましたし、不規則な食生活になりやすい旦那さんの常備薬としても良いかな、とたくさん仕込みました。

「めんどくさい。」そう思ってしまえばそれまでなのですが、「知恵を頂く」「継承すること」の前提として「人から直接教わる」ということはとても大切なことだとわたしは思います。

近くでとれた食べ物で仕込む酵素ですが、都内に住むわたしはスーパーや宅配で国産の野菜や果物を手に入れるしかありません。せめて作り方だけでも「本式」に。そうすることで多少なりとも経験できる何かがあるような気がしています。続けないと分かりませんが。。。

ほぼ同じ年ですが大先輩のヨガの先生とのおしゃべりも有意義でした。教える立場になっても学び続ける姿勢と、師から教わったことを謙虚さを持って人に伝えること。これを徹底的に貫いている先生なので、いつもはおちゃらけてしまうわたしも、素直に人間性や生き方のようなことを語れ、共有でき、進むべき道に自信が持てました。

「こんなことを言ったら恥ずかしいんじゃないか?」「めんどくさがられないだろうか?」と思うへそ曲がりの自分を改め、素直に感じていることや思っていることを発するようにしたら、問題を共有できる人が周りに集まってきている気がします。違う意見の人も「対抗」ではなくて「教えてくれる」そんな風に接してくれているような気もします。

へそ曲がりや「分かってもらえない」といじける自分もときどき出てきますが(そう言えばつい最近も(笑)。。。)、「渋い」と思われても、昔から伝わる良いことを学び、人に伝えていくことが一番やりたいことだな、と改めて思いました。

週末は野村奈央先生の整体セミナーに参加します。半年ぶりですがとても楽しみです。



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