週末のセミナーから数日、心地よい毎日を送っています。もう1年も残す所1ヶ月半。セミナーで参加者のみなさんと一年を振り返って一言ずつ話をしたのですが、季節の節目に自分自身を振り返ったり、身の回りを整理したりする時間を大切にしたいものです。
子どもたちも主人の両親の家で楽しく遊んだようです。ここ数ヶ月主人も忙しく週末も親子3人で過ごすことが多く、わたしも子どもたちも無意識に息詰りを感じていたような気がします。子どもたちも大きくなって平日はそれぞれ小学校や幼稚園へ行っているので、そんなに窮屈な感じはなかったのですが、実際離れてみるとお互いにガス抜きというか一息できた気がします。孫との時間を楽しみにしてくれている両親に感謝です。
息子は「お母さんが居ないお泊まり、またした〜い!」と正直に言っていました(笑)。娘は「夜ちょっとだけ誰にも気づかれないように泣いたの。」と気丈で甘え上手の娘らしいコメントを話してくれました。それぞれの反応も面白いです。
セミナー会場から直接子どもたちをお迎えに行き、夕飯をごちそうしてもらいながらお義父さんとお義母さんと色々話をしました。
お義母さんが「Tちゃんは課題を与えてあげると、ものすごい集中力を発揮する子ね。あれはなかなかできないわよ。」と報告してくれました。息子はパズルをやっていたそうなのですが、始めは気持ちが散漫になり落ち着きがない印象だったそうです。いつものことですが。
お義母さんが「試しに『このパズル1時間でできあがる?』って言ってみたの。よ〜く考えてから『僕、できる』と言うから、時計を見ながら『よ〜いスタート!』とやってみたら、ものすごい集中力で30分で仕上げたのよ。あんなに静かに周りを気にしないで集中しているところ初めて見たわ。」と。
そういえば思い当たる節あり。家でも宿題をやるときには、妹のことが気になったり、消しゴムをいじったり、なかなか集中しません。わたしも「どうしたものか。」と考え、試しにわたしも漢検のドリルを用意して「一緒に勉強しよう。」と机に並んだら、ものすごい集中力でいつもの半分以下の時間で仕上げたことがありました。まるで別人のようだったのを記憶しています。
明らかに野口整体でいうところの、散漫になって周りや先のことが気になるのは2種的傾向、周りを圧倒するほどの集中力は9種的傾向。
息子の中にある2つの体癖を見極めて「いつもじゃ可哀想だけど、時々ね、課題というか刺激を与えてあげると伸びるわよ。」と、息子の良さを引き出す方法を言い当てたお義母さんに「さすが!」と思いました。
わたしはこの点においては自分に似ている息子のタイプを知りつつ、時間を制限したり、ご褒美をあげたりという「親の管理」をしたくないという「思い」で、ただただ息子が自分からやる気になってくれるのを待っていたのです。「いつもじゃ可哀想だけど、時々。」その子に合ったタイミングで刺激を与えることは必要なのかもしれません。
お義母さんも「自分の子どものときはそんなに客観的には見れなかった。」と話してくれましたが、「愛情もって見てくれる大人」が子どもの周りに何人かいると救いになる気がします。子どもにとっても。また母親がついつい「わたしが!」と子どもの教育の全責任を自分は負わなくては!という息苦しい傾向からも解放される気がします。
整体のセミナーの実習を通して自分の体癖について改めて自覚したばかり。そのタイミングでこういう話題になったので、大変面白く受け取ることができました。
前は三日坊主になってしまったけれど、また漢検ドリルやってみようかな。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿