3連休、実家へ帰ろうと思っていましたが、息子が風邪を引き静かに家で過ごしています。とはいえ「病気の父にうつしてはいけない」という理由がなければ大騒ぎするほどのことはなく、軽い風邪ですみました。
シュタイナーは7歳までは自分の体をつくる時期、と言っていますが、息子を見ていると「そうかもしれない。」と思うことが多々あります。
6歳半になってから歯が抜け始め、風邪の経過の仕方が幼稚園のときと違う気がします。幼稚園のときは心と体がまるごと一緒で、風邪というとそれらすべてがバランスを崩し、本人さえよく分からないフワフワした状態になっていて「大丈夫かな?」と思いました。高熱の後、低体温から平熱に戻るとキリッとした表情になるので、毎回「ああ、これで良かった。」と肩を撫で下ろすのですが。触れ幅が大きいと言うか、軸が崩れるギリギリでやっと風邪を引いてバランスをとっていたような気がします。
今は土台としての体は在るような気がします。息子の風邪のほとんどの原因である『食べ過ぎ」についても、「風邪と一緒にお腹を壊す」ということが最近はなく、内臓への負担が溜まり過ぎる前に風邪を引いて調節しているように思います。また「ちゃんと治る」という意識が息子の中に根付いてきているのかもしれません。
相変わらず発熱すると号泣しますが(笑)。今回はおばあちゃんの家にどうしても行きたかったようで「どうしてもいきたい〜!」と泣いていました。
歯が生え変わる、という出来事もとても大切な体の変化だと思います。ある国では1本1本の歯と全身の部位や臓器との関係を意味付けた表があるそうです。野口整体でも7歳という時期と永久歯が生える時期の重要性を説いています。過敏な子は生え変わりの時期が早過ぎたり、生え変わる時期に頭を使い過ぎると腰椎1番に影響してより過敏になってしまうそうです。
歯が生え変わったり、初潮を迎えたり体がググッと変化するときは、とても大切な転機なのだと思います。わたし自身は何も意識せずにこれらの時期を過ごしてきましたが、出産という体験を通して、出産や産後をどう過ごすかがその後の何年も影響することだと実感しているので、自分なりに息子を観察してみようと思います。
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